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iPhoneとMacな風景

iPhoneやMacを使っていて日々感じることを綴っていきたいともいます。

21 8月

iPhoneを車の中に置きっぱなしにしたら、熱くなった。その時あなたは?

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今年もとても暑い日が続いています。
みなさんは、iPhoneを車の中に置きっぱなしにしたことはありますでしょうか?
 
このときiPhoneが直射日光に当たっているとiPhoneはこのようになります↓

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本体が高温になったことで、中の部品の故障を防ぐため表示される警告です。
(なのでこの状態でも緊急電話だけはかけられる) 



 こんな時に、問題なのはどうやって冷やすか?
 いろいろ情報があるのですが、どうも一部に間違った情報が出ているようなので、
正しい冷やし方を紹介します。

このとき、iPhone本体は非常に高熱になっており、直接さわることもままならない温度になっていることもあります。
 対処法は実に簡単です。

○2分間、車のエアコンで冷やす

これだけです。
「な〜んだ。そんなの知ってるよ」という方も多いことでしょう。
しかし、時折見かける間違った情報というものも紹介しておきましょう。

それは、
○エアコンで冷やすと急激な温度差にiPhone本体が内部で結露してしまい、逆に故障してしまうので、放置して自然に温度が下がるのを待ちましょう。


これです。間違っています!!

まず長時間、車の中に置かれ、高温になったiPhoneは、警告表示がでて一時的に使用を控えなければならないほど、危険な状態にあります。

この時、放置して自然の冷却を待っていると中の部品が、それだけ長時間高温にさらされることになり、
かえって故障の原因に繋がりやすくなったり、特にiPhoneのポリマーバッテリーが熱にさらされると、急速に劣化が進んでしまうことにも繋がります。

よってiPhoneが高熱により使用不能になった時は、出来る限りスピーディーに冷却するにこしたことはないのです。 
そこでお薦めの車のエアコンで冷却するわけですが、低くても設定温度25℃程度までで2分も冷却すれば十分なんです。
たったこれだけで、iPhone本体から十分熱が取れ使用可能になります。

そして、偽説にあるようにエアコンによって結露が出来るためには、もっと低い温度(20℃とか)でさらに長時間(20分間ずっととか…)エアコンに当て続けると、結露するのも当然です。
いくらなんでも、そんな異常な環境におくとiPhone良くないのは、誰にでも分かることなので、通常は考えられないはずです。

それよりも一刻もやはく粗熱をとってやることのほうが重要です。









14 8月

初めてiPhoneを持った方が、意外に知らない使い方の基本。

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最近は、すっかり当たり前になったiPhone。

ですが、iPhoneを持った人から話を聞いたとき、ものすごく基本的な使い方を知らない方がいたので、とても驚きました。
ガラケーとスマホのギャップの大きさを思い知らされた気がします。
幾つか書いてみたいと思います。


1. アプリを使った後、 どうやってホーム画面に戻るか分からない。

2. iPhoneの電源の切り方がわからない。

3. サイレントモードにする方法がわからない。

4. 買ったばかりだが、バッテリーの減りがとにかく早い…。

5. iPhoneにしてから、なぜかメール画像や添付ファイルが受け取れない…。
 (文字だけしか届かない)

6. アプリは、どこから落とせばいいのかわからない…。

7. GoogleMapでナビゲーション出来ることを知らない…。

8. 電話しながら、同時にネットを見たりメール受けとったり、アプリをダウンロードできることを知らない…。




以上8点ほど上げてみましたが、iPhoneを使っている人なら、どれも重要な内容ばかりで操作の基本中の基本や、iPhoneのごく本質的な機能だったりするので、知らないまま使っていると魅力が半減してしまいます。

順番に説明していきます。




1. アプリを使った後、 どうやってホーム画面に戻るか分からない。

これは、本体正面の丸く凹んだボタンを押すだけです。
iPhoneを使っているときは、どんな画面を表示していたとしてもこの丸いホームボタンを押せば、常にホーム画面に戻ります。それ以外に動作を覚える必要はありません。
簡単ですね。
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2. iPhoneの電源の切り方がわからない。
これは上記画面の右肩の部分を2秒間ほど押すとiPhoneの電源を切ることができます。

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3. サイレントモードにする方法がわからない。

本体左横のスライドを赤色マークが見えるようにずらすだけ。
これで、一切の音はならなくなり、バイブ設定をONにしておけば、
バイブだけが動作します。いわゆるマナーモードと考えてOK。
簡単ですね!


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4. 買ったばかりだが、バッテリーの減りがとにかく早い…。

初めてスマホ。初めてのiPhone。という場合、とくに注意が必要なのは
バッテリーの管理です。

スマホやガラケーでも同じなのですが、機能の増えるあまり本当にバッテリーの消費が激しいので、
携帯と言えば、せいぜい1日持つか持たないかという利用時間が当たり前のようになっています。

しかし、時々耳にするおかしな話があります。
それは、買ったばかりなのに1日も持たないというのです。

私の2年前のiPhone4ですら、未だに1日は持ちます。2年前のモデルなのにですよ。
買った当初は、4日間は全く未充電で使い続けられました。あまりにもバッテリーが減らないので、
充電することを忘れてしまっていたのです。
そのくらい本来iOSというのはバッテリー消費量は少ないのです。
他にも、ネットを検索すれば、数限りなく出ているので、
私なりに特に重要と思う点だけ、記載します。

iPhoneは「ポリマーイオンバッテリー」というものが使われていますが
このバッテリーは「熱」と「過充電」にあまり強くはありません。

●夏の直射日光に長時間さらす
●夜寝るときなどに、USBケーブルに繋いで充電しっぱなしで寝る

この二つは特にやらないようにしましょう。
急速にバッテリーが劣化してしまいます。

もちろん、それほど過敏になる必要はありませんが、やはり大切なiPhoneです。少しでも長く
使っていきたい物ですので、一応、気を付けてみてはいかがでしょうか。

しかし、このような物理的な管理方法以外に、注意する最も重要な点があります。

●設定→使用状況→バッテリー残量(%)をオンにしておく
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これは意外にも大きな盲点ですが、iPhoneは初期状態では「%表示」がオフになっています。
この状態で使っていると、よく知らないユーザーの場合、残量表示の緑色が少なくなっただけで、
もう、残量がほとんど残っていないと「勘違い」する人が多いのです。
なので、具体的に残り何%なのか表示するようにすると、アイコン表示で見た目ほど、バッテリーが減っていないことがわかります。
iPhoneを買ったばかりの人に多く見られるケース。
実際にバッテリーの減りが早いと言ってきたほとんどの人に「%表示」をさせただけで、その後「バッテリーの減りが早い」ということを言ってこなくなる。



5. iPhoneにしてから、なぜかメール画像や添付ファイルが受け取れない…。
 (文字だけしか届かない)

これは、2つの原因が考えられます。

①iPhoneのMailアプリで設定されていない
②SMSの設定にメールアドレスが設定されていない。

まずMailアプリの件から。
「iPhoneを買ったら最初にやっておくこと」の中にも書いてあるのですが、iCloudの設定と共にメールの設定もすませていない人が多いために、結構多いケースのようです。SoftBankショップでもおしえてもらえるかやって貰えると思うのですが、もし設定されていなかったら、以下の設定をしてみてください。

まずiPhoneのSafariにて「MySoftbank」のページを開きます。
(電話番号と契約時のパスワードを聞かれます。)
以下の画面が表示されます↓
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このソフトバンクWiFiスポットとというところをクリックします。
すると次の画面はこう↓
IMG_4400

ここで「一括設定」という所をクリックします。
すると後は案内にしたがって進めていけば、プロファイルのインストールし自動的に
iPhoneにメールアドレスの設定が完了します。
SoftBankのWiFiへの自動接続の設定も完了します。(街中のFonの無線LANにiPhoneユーザーは無料で自動接続できるようになる)

簡単です。

最後に、SMSだけにメールが届いているが、添付ファイルを受け取れない&送れない方は、
以下を確認してください。


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iPhoneの設定→SMSのこの場所にiPhoneで使っているi.sftbank.jpのアドレスを入れてやると
MMSが使えるようになり、添付ファイルのやりとりが出来るようになります。




7. GoogleMapでナビゲーション出来ることを知らない…。

GoogleMapを起動して、検索で行き先を検索します。
その後、スタート地点を現在地と設定すれば、自分が今いる位置から、
目指す行き先まで、自動的案内してくれます。

この操作に要する時間は約20秒です。
むかし、ガラケーのユーザーに頼まれて目的地の設定とナビゲーション設定に40分も掛かっていたのが
嘘のようです。


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8. 電話しながら、同時にネットを見たりメール受けとったり、アプリをダウンロードできることを知らない…。

これは、本当に知らない人が多いです。
もう、ほとんど知らないんじゃないでしょうか?

Androidの場合、ネット接続と音声通話が同時に行えないのは常識ですが、
iPhoneの場合は普通に出来ます。

音楽をダウンロードしているときに電話が掛かってきても、中断したりしません。
また、友人と電話で話ながら、今度食事する店をGoogleMapで検索したり出来ます。
電話中に知り合いの電話番号を教えるのも簡単です。
通話中のままiPhoneの機能がそのまま使えるのです。

これは 一見凄く当たり前のようにも思えますが、Andoridでは出来ないことなのです。
Andoridって本当にマルチタスクなんですかね?

通話中にホームボタンを押す↓
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すると画面が切り替わり…。
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このように上の方に通話画面がたたまれました↓
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そして、普通にiPhoneの機能を利用して、緑のエリアをタップすると
再び通話画面に戻ります。↓
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そんなiPhoneの自由で快適な生活をお楽しみ下さい。




11 5月

【コラム 2 】iPadを使えない人がいる

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iPadやiPhoneなどのApple製品は、初心者や機械の苦手な人にも簡単に使えるように、緻密に計算し尽くされて作られています。

使いやすくするために既成の概念に囚われず、初めの一歩から作り直しているので、既存の製品に慣れている人は、返って使いにくいということが起こっているように思います。

ちょっと見つけた記事なのですが、TechCranchの2010年7月17日掲載の記事です。

私がiPadを売ってしまった理由

気になるタイトルですが、このiPadユーザーは一度は購入したiPadが気に入らず、
結局は売ってしまったようですが、その5つの理由がどうにもしっくり来ませんでした。
その5つの点について一つ一つ反論の意見を書きます。



1. USB端子がないので、USBメモリーなどが使えない。

当然ではないでしょうか。
タブレット端末は、本体のみでやりたいことが完結することが大きな特徴です。
iPad本体のみを持ち歩きウェブ閲覧やメール、ゲームやスケジュール管理…等々。
パソコンをいちいち起動することなく簡単に瞬時に済ませることができます。
つまり、USBなどの周辺機器を使うことを基本性能として考慮されてはません。
もし、それができることが標準機能だったら、どうなるでしょうか?

「USBメモリーでデータ転送」
「USBハードディスクの接続」
「USB接続のプリンターを使う」
「USB接続のマウスを使う」
「USB接続の外付けディスプレイを使う」
「USB接続の…」

これでは、どんどん専門的な知識が必要になり、分厚い説明書を読み、ドライバーをインストールして、果てには複数アカウントまで作ろうか…。などど複雑になっていきます。
こんな使い方する人に、もっとも適しているのは「ノートパソコン」ということになると思います。


2.Officeと互換性がない。

2010年段階で、さまざまなOffice互換アプリがでており、そのことをご存じないのかもしれませんね。
メールの添付ファイルで受けとったWordやEXCLファイルを開くことができます。
もちろん無料の互換アプリもたくさんあります。
その他、標準で「メモ」「Pages」など書類作成アプリがAppleからオフィシャルなアプリがでています。
ちなみに、この状況はAndoridにも共通しています。
しかも、メールやウェブ書き込み、検索、ゲームやユーティリティの使用など、ほとんどの作業が、そもそもOfficeを必要としない作業ばかりです。


3.ウィンドウマネージャーがない

これ程おかしな評価は他にないといっても過言ではありません。
ウィンドウマネージャーとは、いわゆるパソコンを使っているときに使う「複数ウィンドウの利用」のことを言っています。
でもこの話、PCに詳しくない初心者の方は何を言っているか解らないのではないでしょうか…?
タブレット端末の画面には、「1アプリ=1ウィンドウ」という根本的なルールを守っているからこそ、シンプル操作を実現することができ「誰にでも使える」ようになっているわけです。
複数ウィンドウが必要ならノートパソコンがあるじゃないですか。
もちろん、ノートパソコンは誰にでも使えるわけではありません。



4.Web閲覧のためのFlashがない

iPadがWeb上のFlashを見られない理由は、スティーブ・ジョブスが去年、公式に表明しています。
大まかに言うと「セキユリティーレベルが低すぎる」「消費電力が大きすぎる」「動作が重くなる」「バグが多すぎる」「HTML5の方が断然優秀」などなど…。

特に、
Flashが動作する場合、激しくバッテリーを消費してしまいます。
しかし、モバイル端末などでは、バッテリーの持ちが大変重要です。

iPadだけでなくiPhoneもその大きさの制限から、決して多くのバッテリーを搭載することは難しいです。
容量はiPhone4で約1440mA程度。それでも1700mAもあるAndroidスマホの3倍以上の長時間の使用に耐えます。AndoridはFlashが使える代わりにバッテリーの持ちを犠牲にしています。

もっともAndoridのバッテリーの短さの原因は他にも多数の理由があります。
お財布ケータイやワンセグ、赤外線など様々な日本独自の機能を盛り込んでいますが、多機能すぎることが災いして、異常な早さでバッテリーが減ります。
午前中で半分以下になったのでは、意味がありません。
例 (ガソリンが、2Lしか入らないセルシオみたいなもの = 使い物にならない)


私の知人のAndoridユーザーの方は、買ったばかりのAndoridスマホに厳重な節電対策をしています。そのレベルが考えられないくらいハードです。
列挙します。どうぞ↓

「WiFiをOFF」
「BlueToothをOFF」
「GPSをOFF」
「テザリングOFF」
「ワンセグ見ない」
「音楽を聴かない」
「ディスプレイの輝度も半分に落とす」
「目覚ましも使わない(朝になるとバッテリーがOになる)」
「アプリのインストールもしない」

ここまでしてしてやっと1日使える状態だということでした。
しかも、電話は、もう一台のガラケーを使って話すそうです!
もはや、Andoridを持つ意味があるのでしょうか…?

以上の理由から、iPadやiPhoneがFlashを使えないようにしてある意味は、
とても重要なのです。



5.iPadはカメラがないのでFaceTimeできない

この点は、iPad2からカメラが搭載されたのでもういいでしょう。




まとめ

以上、紹介と同時に記事の内容に反論してみました。
時々「なぜか、ノートパソコン使うようにiPadを使おうとする不思議なユーザーに出会う」ことがあります。
そして、そんな
ユーザー全員が、iPadの利用がうまくいっていない」のです。

そのような小さな思い違いを別の例で考えればわかりやすくなると思います。
異なる2つの体験を同一に考えることは如何に不合理かがわかると思います。

       「自転車に乗る」←→「車に乗る」
「ファーストフードで食事する」←→「老舗の懐石料理屋で食事する」
     「近所の公園で遊ぶ」←→「ディズニーランドで遊ぶ」


これらは、似ているようでもお互いに全然別のものです。
つまり、この点を当てはめて考えるとこうなります。

「iPadを使う」←→「ノートパソコンを使う」

となります。
この2つの全然違う両者に、お互いの長所を求め合うことは、とても不合理なことだと思います。

この記事を書いたライターはIT記者だと思いますが、どうも最先端のツールの概念を理解できず、変化について来れていないように思います。

iPadとという道具は、現代の全く新しい道具であり、パソコンの延長線上に存在する製品ではないように思います。その存在の意義を今までの概念に無理矢理当てはめようとすると、「こんなのも何に使うんだろう?」ということになると思います。

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石川県近辺で、Macの使い方の指導をしています。
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