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iPhoneとMacな風景

iPhoneやMacを使っていて日々感じることを綴っていきたいともいます。

2014年11月

27 11月

「Appleと下請け企業トラブル」ニュースの考察



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「Appleと下請け企業トラブル」ニュースの考察



私もこのニュースには、本当に残念な気持ちでいっぱいです。
それで不買運動を呼びかける記事まででています。


しかし、どうも腑に落ちません。
 

良く考えてみて下さい。
今回はあくまでも企業同士の契約トラブルであって、iPhone本体は全く関係ありません。
iPhoneがユーザーに危害を加えたわけではないのです。
もちろん、納得いく人は少ないかもしれませんが、怒りにまかせて「iPhoneもう買わない」と言う前に、考えなければならないことがあると思います。

それは、企業というのは、人間の人格と同じで、一側面だけで構成されているわけではありません。

Apple社には、次のようなエピソードがあります。

以前、中国のiPhone工場のファクスコンの従業員が、iPhone製造のために過酷な労働スケジュールで働いていると聞いた時、従業員に対してAppleが直接、臨時のボーナスを支給しました。

しかも、ファクスコンの幹部に搾取されないように従業員の口座に直接振り込んだのです。
当時、3交代で働きずめでヘトヘトだった現場の従業員には感涙ものの出来事でした。
Appleは、製造を依頼するメーカーと契約する際に、その工場の従業員が、安全で快適な労働環境で働けるように、賃金引き上げ、労働時間の短縮、など労働環境にまで条件を出すそうです。
そのために不足するコストは、Appleが支給してでも守らせるのです。
アップルとフォクスコン、中国製造工場の労働環境改善を確約



そのほか、他社メーカーの発売していたiPhone用充電ケーブルが、不良製品で火災事故を起こして問題になっていた時、Appleはその他社製のアダプターを持ち込めばApple純正のアダプターと無料で交換するという施策をうちだしました。
他社製とはいえ、ユーザーを危険な目に合わせたくなかったのです。

そして、救済機関への寄付です。
Appleを知る人のあいだでは、有名なんですが、プロダクト(RED)という仕組みがあり、このプロダクト(RED)に該当する製品をユーザーが購入すると金額のなんと100%全額が、そのまま世界のエイズ患者を救済するグローバルファンドに寄付されています。
Appleは、この活動を積極的に行ない、強く推進しています。
僕もその精神に共感し、いくつかプロダクト(RED)対象商品を購入しました。

一部だけ紹介しましたが、
Appleは、このように一企業として公益性の高い行動を表し、尊敬に値すべきポジティブな面も持ち合わせているのです。

 

では反面、日本企業自身はどうでしょう?
本当に純粋な被害者なのでしょうか?

ヤマダ電機が、取り引き業者にリベートを請求し、店内の陳列を手伝わせ、下請けを奴隷のように扱ってきました。

居酒屋WATAMIが従業員を長時間労働で過労自殺させつづけています。

三菱重工は、戦争で使う戦車を作っています。システムはNECが担当。
リニアモーターカーも作れば戦車も作っているというわけです。

というように企業にはいろいろな顔があります。

それでも怒りにまかせて不買するなら、
将来、三菱が作ったリニアモーターカーには乗らないですか?
今後、ヤマダ電機で買った物は捨てますか?
永久に、WATAMIで飲み会はもうしませんか?

今まで日本メーカーが起こしてきた数多の不祥事には目を向けず、あざやかにイノベーションを起こした人気企業の不祥事には、大声でやり玉に挙げる。
このような態度に、知性・品性を感じることはできません。


今、Appleは世界的に注目を浴びる革新的なメーカーです。
他社と違って誰もやったこともないことに挑戦するメーカーです。間違いを犯すこともあるでしょう。しかし、本筋として生み出してきた成果まで否定されるべきではありません。

企業がルールを無視するのも危険ですが、たった1度でもミスを犯したら最後、組織や人物を再起不能なほど、叩いてやっつけてしまうというような集団意識や、攻撃的な風潮が社会に蔓延するのもまた、本当におそろしいことだと思います。

そして繰り返しになりますが、これは企業同士の契約トラブルです。
お互いに「言い分」がある話なのに、片方の話だけで全容を知ることなんてできません。
何より、ユーザーに迷惑が及んではいないということは忘れてはいけません。


それとも
成功もなければ失敗もないメーカーの、何の変哲もない製品を、使っている方がよかったんでしょうか?


21 11月

存在しなかった欠陥。

もともと安全性の高さに定評のあるiOS。
それだけにiPhoneにセキュリティーの欠陥があれば、大きなニュースになる。

しかし、最近のApple関連ニュースには、間違っているものが多い。


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さも、iPhoneに問題あるかのように報道していたが、その中身は実に単純な話だった。

これはiPhoneのアプリ内課金の仕組みを利用して、アプリ本体を偽物に置き換えて、iPhoneをコントロール可能にするというハッキング方法でした。

不安に思う人も多いかもしれないが、何の問題もないです。
そもそもiOSには、この手のクラックアタックによって行われる偽サイトへのアクセスがブロックされています。無理にアクセスしようとしても、ユーザー認証を求められるので、その時点でアクセスが許可されません。その後に偽物アプリを「インストールしますか?」と許可を求められるので、ここでもユーザーの認証をクリアしなければならず、通常ではとても、越えられるような、壁ではありません。
全てブロック可能なので、これは、とてもセキュリティーの欠陥と言えるものではありません。


その証拠に、実際に被害報告が「一件も存在しない」という事実が、全てを物語っています。


例えて言うなら「自分の家の鍵を掛けずに出かけたら泥棒に入られた」のと同じ話です。
誰がセキュリティーに問題があったと思うでしょうか?
つまり。iPhone内のアプリが乗っ取られるというニュースは間違いだったということです。

iOSのセキュリティ欠陥、実は欠陥でも何でもなかった?

10 11月

スマホのアップデート

このニュース。
iPhoneユーザーとAndoridの置かれた事情の違いがでている。
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Android 5.0 Lollipop更新一番乗りはLG G3、Nexus端末を出し抜く
http://octoba.net/archives/20141017-android-news-xperia-z-lollipop.html

Andoridが発表されたが、そのOSが最初に載るのはLG電子のスマホだというニュースだ。

昔、ガラケー時代には、ケータイの機能をアップするには、本体を買い換えるしか無かった。

しかしiPhoneは違う。OSのアップデートが全iPhoneユーザーに無料で配布されるので、古いiPhoneでも最新の機能を使うことができる。

それがスマホの最大の特徴でもある。

では、Andoridはどうか?
理論上は最新OSにアップデートできるはずが、実際はできないらしい。

なぜなら「本体」は世界中の多数のメーカーが製造しており、中で動作している「OS」はGoogleが開発している。

それぞれ別々の会社で作られており、GoogleがAndoridの最新バージョンを作るとき、数千種類もあるスマホの全てに、いちいち動作保証を考慮しながらOSをつくることが出来ないのだ。

もう一つの理由として、Andoridは、低コストで作られているため、内蔵部品のほとんどが、品質が低い部品が多数使われている。スペック上は高性能でも、実際の動作ではもたついたり、エラーが頻発したりして、最新Androidの要求する基準を満たせず、アップデート不能となっている。

最新機能を利用したい場合、本体を買い換えるしかないのだ。


iPhone=アップデートできるのが普通。
Andorid=アップデートできないことが多い。




OSのアップデートひとつとっても両者の違いは大きい。
似ているようでも、全く逆の事情が表れているのだ。

9 11月

iPhoneとXperia。似ているデモムービー

似てる。
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スマホは店頭に飾られているとき、デモムービーというのが画面上で再生されています。

スマホのイメージを伝わるように、メーカー毎にそれぞれ工夫して作られていますが、かのiPhoneとXperiaのデモムービーがとてもよく似ています。

AppleはMacでもやっていたことなんですが、店頭展示の際に、機能やデザイン性の高さを表現するムービーを流すようにしたのはAppleが最初にはじめました。

今や他社メーカーでもこぞってムービーを流しそれが当たり前のようになっています。Appleの気配りは製品そのものだけでなく製品にまつわる「展示文化」までも新しく変えてしまうんですね。


iPhone vs Xperiaのデモムービー





 
4 11月

家族でiPhoneでアプリの共有

iPhoneのアプリが家族と共有できるようになりましたー!
このサイトは、iPhoneの便利な機能や使い方について詳しく紹介されています

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