最近は、このような記事が多い
せやからマイクロソフトは負ける
ウィンドウズ10更新、マイクロソフトの「汚いトリック」と批判

Windows-101

分かる気がする。
最近のWindowsOSは、方向性で迷走している。

そもそも、WindowsってVISTAで大幅な改変で評判を落とし、一気にXP化したバージョン「7」で、ようやく使いやすくなったと評価。

そこへバージョン「8」を出して操作方法がタブレットとの折衷という大幅に改変されたインターフェイスで批判をあびた。
そこでWindows10で、またバージョン「7」に近づけることでユーザーを黙らせた。革新でなく「元に戻ったから」というゲンナリする理由だ。

このようにOS開発という意味でMicrosoftは、ずっと右往左往の連続である。
明らかにオペレーティングシステムの設計に明確な思想がなく、どうしていいのか分からなくなっている。
それはまるで、富士の樹海で道に迷った旅行者そのものである。
どこに向かうかだけでなく、自分がどこにいるかさえも見失っている。

Microsoftは、ご多聞にもれず最新のモバイルデバイスと融合したユーザー体験を作り出そうとしているが、これはもうAppleの後追いつづきで、無理矢理にMicrosoftの財力にモノを言わせて強引に模倣しているが、どのサービスもクオリティが低く、似ても似つかない粗悪なサービスプラットフォームという立ち位置から抜け出せない。

音楽プレイヤー「ZOON」の失敗やAndroidの後塵を喫した「WindowsPhone」など出すもの全てが波に乗れず、息も絶え絶えの状態である。

次々と手を打ってはいるが、リリースの度に、一般ユーザーにあきれられてしまい、一部のコアで従順なWindowsユーザーすら激しい批判がみられる。

みんながそろそろ気付き始めている。
「無理に、Windows使わなくてもいいんじゃない?」って

そんな中でシェアを88%まで減らしてしまった。
この調子では70%を切るのも間近ではないだろうか。
もしMicrosoftがシェア70%を切れば、シェアの下落はスピードを増し、ユーザーの流出は止まらなくなるだろう。

そうすれば現在のように「仕方なくWindowsを使わなくてもいい」そんな時代が来るだろう。