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iPhoneとMacな風景

iPhoneやMacを使っていて日々感じることを綴っていきたいともいます。

docomo

2 9月

通話定額プランの方。気を付けて!

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7 6月

iPhone化していくAndoridたち

Andoridの中でも有名なSAMSUNの「Galaxy」。

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http://japan.cnet.com/news/commentary/35061147/ 



この機種は、ずっとiPhoneに対抗するべき機種として、機能面でハイスペックを誇ってきた。

今までのAndorid機種の中でもフラッグシップモデルとしての役割を果たしてきた。

そんな中、サムスンが「Galaxy」と「iPhone」との違いとして大きく強調してきた点が4つある。
 

1. SDカード利用可能。
2. バッテリー交換可能。
3. 防水仕様である。
4. CPUのクロック周波数が高い

 

これらは、サムスンがiPhoneよりも優れている点として、さんざん宣伝してきた過去がある。
一見、非常に訴求力が高いように見える。個人のブログやITサイトのレビュー記事でもその点がさんざん比較されてきた。
ところが、最新の「Galaxy S6」では、この4つの特徴全てを取り去ってきたのだ!
 

1.SDカード追加不能
2.バッテリー交換不能
3.非防水
4.CPUクロック周波数、前モデルよりも1GHzダウン

 

この熾烈な開発スピードが競われている時代に、明らかにスペックダウンしているのだ。
これはいったいどういうことなのか?
このような変更に「Galaxy」ファンは嘆いているユーザーも多らしい。
しかし、俺はまったくマズイことだとは思わない。

そもそも今までのスペック重視のスマホづくりは、全然ユーザーのためになっていなかったのだ。
理由はこうだ。
 

まず、SDカード。
データ毎にカードを交換する必要があり、どこに何が入っているかわからなり、管理がとても煩雑になる。
SDカードのアクセススピードはコンパクトフラッシュの10分の1のスピードしかなく、読み込みに時間が掛かる。ゲームなどでは使い物にならないほど遅い。
結果的に購入時のまま、内蔵ストレージの容量の範囲で使っているユーザーが非常に多い。
 

次に、バッテリー。
これは交換式にするとボディに厚みが出るうえに裏蓋がみっともなくデザインが不格好になる。
スペースを取るので容量が増やせず、動作時間を延ばせない。
複数の充電済みバッテリーを持ち歩く必要があり、煩雑でスマートではない。
車のシガーソケットやモバイルバッテリーで充電した方が早いしカンタン。
 

次に、防水仕様。
これもデザインに大きく影響する。
防水は薄く作ることが難しくデザイン面でも大きく制限をうける。
実際に。一度も防水仕様になったことのないiPhoneがバカ売れしているのに「Galaxy」だけが防水にこだわるのは無意味だ。
 

最後は、CPUクロック
これはプロセッサーの処理速度のことだが、今時、処理速度がクロック周波数の高さとイコールだと思うのは、にわか仕込みのパソコンおたくだけである。
「Galaxy」はバカみたいにクロック周波数を上げてきたが、実態はそれほど速度は向上できていなかった。なぜなら、「Galaxy」は8個のコアのうち、常時動作しているのは半分4コアだけだった。
片方づつしか動作しないので、8コアも載せる意味が無い。
事実「Galaxy」は通常の4コアのモデルよりも動作速度が遅かったというデータもあったほどだ。
なぜ半分しか動かさないか?
それは、8コアも同時に動かすと莫大な電力を消費する上、本体が高熱を帯びてしまう。
非常に危険だ。
 

このような売らんがためのスペック構成は、日本ではマーケットを一時的にぎわかすだけで、ユーザーの使いやすさに貢献することはほとんどないので、すぐに売れなくなった。 

こうして、今頃になってあれほど批判していたiPhoneの基本構成を真似し始めているのだ。
 

とは言え、ときすでに遅しで
「Galaxy」は2年前のようなdocomoのツートップ戦略によって栄華を誇っていた時代からは見る影もないほど売れていない。
本屋にはさっそく「サムスンはなぜ凋落したのか」という経済本までが並んでいる。
 

このような道筋をたどるのは、何もサムスンだけではない。
NEC・パナソニック・東芝が、すでにスマホ事業から撤退している。
SONYと富士通は苦戦。
日本メーカーは、いまや風前の灯火だ。
 

ユーザー目線のつもりで、どうしても開発者目線から離れられず、1度は必ず遠回りをしないと気づけないのだ。
サムスンは販売不振になったことで、むしろ早めに気づいた方だと思う。



サムスンの衰退から見える韓国の問題~韓国の落日

サムスンに学ぶな! ―日本の家電メーカーは、なぜ、凋落したのか?

サムスンの凋落が始まった

11 5月

docomoショップの憂鬱

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先日の出来事だった。
私は、友達がdocomoにてiPhoneに機種変したいというので同行したときのことだった。
 

その日は天気も良く晴れていて、気分が良く、スムーズに手続きが終わるはずだった。
 

しかし契約というのは最後までわからないものだ。私は店内で無料提供されるコーヒーを飲みながらふかふかのソファに腰掛け、店員の説明を聞いているときに問題が発生した。
 

店員がiPhoneの保険について説明する話の中で、私はひとつ「おや?」と引っかかった点があった。

スマホの本体には、いざという時、修理費を減額する保険がある。
ドコモの場合「ケータイ保障サービス」とAppleが提供する「Appleケア+」という2種類の保険サービスが選べる。
 

その保険を説明する店員の話がぶっ飛んでいた。

「お客様、まずAppleケア+の保障は、
●毎月390円で、2年間しか保障ない。
●バッテリー劣化などは部品交換されて終わり。

しかし、ドコモのケータイ保障であれば
●毎月600円で、期限無く保障される。
●修理は、本体の丸ごと交換なので大変お得。
さあ、この説明を聞いてお客様は、どちらがお得だと思いますか?」

などと説明したのだ!
 

私は耳を疑った。もし本当にその店員の言うとおりなら、どう考えてもドコモの保障サービスを選ぶ以外に道はないかのように思うだろう。当然だ。
 

しかし友達は戸惑い、こう言った。
「すいません。この場で急に判断できないので、今決めなくてもいいですか?」
するとドコモ店員が
「すいません。どちらの保険も契約時にしか加入することができないんです。後から加入できません」
 

これはおかしい。
そう思った。
 

まず、ドコモ店員のいう「修理の時は、新品交換します」という点。
これはドコモの新品交換はいいとしても、Appleケアだと全てが部品修理を行うかのような説明は間違っている。実はAppleケア+の保障でも修理せずに、よほどのことが無い限り通常は新品交換を行う。
ただ一部、部品交換するケースもあるというにすぎない。
しかし、ドコモ店員側からは、その説明がなかった。
 

もう一つの柱である2年以上の保障がつづくという点。
この2年以上の保障がつづくという条件がどれほどの有効性があるか疑問だ。何故なら、ほとんどの人は2年目を区切りに機種変することが多く、2年以上という点は思ったほど意味をなさない。
 

そもそもよく考えて欲しい。ふつうは機種変後、どのみち同額の保険に加入するのだ。
ということは結局、ドコモの保障サービスは、Appleケアの保障と比べて単に高い保障でしかないことになる。

金額計算はこうなる。
ドコモのケータイ保障サービスは毎月600円。
Appleケアより200円も高く、その差額は2年間の合計で4,800円。
この金額が丸ごと余分な支払いとなる。
 

そして、ここからが本題だ。
 

なんと!ドコモ保障サービスは「バッテリーの劣化」は、保障対象外なのだ!
つまり、もしドコモの保障サービスに入ってしまったら、もっとも保険を使う確率の高いバッテリーについては無保険状態となるのだ。
 

だとすると、本当にバッテリー劣化する1年後にはメーカー保証が切れていて通常の有料修理の道しか残っていないことになる。
この場合の金額は、9,400円必要となる。
Appleケア+なら無償交換なのに!しかも2年間のうちなら、何度交換しても無償なのだ。
 

信じられるだろうか?
しかし、これは紛れもない真実なのだ。
ちゃんとドコモとAppleの両方の公式サポート窓口に電話して裏を取ったので間違いない。
 

ではなぜドコモショップの店員が、バッテリーが保障に含まれていないにもかかわらず、その事実を伝えずに「バッテリー交換した場合」をケース事例として話したのか?
わざと重要な説明をはぶき、間違った認識を持つようコントロールしたと思われても仕方ないだろう。
 

そして次が最大の山場だ。

ドコモの公式サイトで調べたところ、
なんと「ドコモ保障サービス」は購入時の契約では無く、購入から14日間のうちなら自由に契約することができる。との記載があった。
そしてアップルケア+の加入にはなんと購入から30日間もの猶予が与えられているのだ。
 

これでは、店員さんが最初に言っていた「契約時に加入しないと後から加入できない」というのはいったい何だったのか。
友達がわざわざ申告していた「保険は、後からでも決められるのか?」という意志は完全に無視されていたことになる。
 

というわけで今回の契約は、消費者契約法に完全に抵触することになる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/消費者契約法
 

しかし結局、友達は、ドコモ保障サービスに加入してしまった…。
私も現場では、情報を完全に持っていなかったので確信がなかったため強くアドバイスすることができなかった。
それでも店員さんは、横からいろいろ口をだす私を、非常に疎ましい態度で接していたのを思い出す。

そういうわけで、商売とは誠実さを失ったら終わりだとつくづく感じた2015年の春だった…。
 

ドコモのケータイ保障サービスの内容
https://www.nttdocomo.co.jp/iphone/support/delivery/

アップルケア+の内容
https://www.apple.com/jp/support/products/iphone.html

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